薬剤師として沖縄で個人経営の薬局に就職するときに気になることは?

移住移住,移住,薬剤師

移住して薬剤師として個人経営の薬局に就職する場合の気になる点について書いていきます。沖縄に限ったことではない点も多いですが。

今回夫婦で薬剤師とのことですが共働きの場合は同じ薬局での(複数店舗でも)勤務はあまりお勧めできません。少人数の店舗だと一緒の休みが取りずらいですし、帰省や旅行などの計画が立てにくいです。薬局が合わずに退職になった場合も二人同時だと一気に収入がなくなる可能性が高いです。

夫婦別で就職したほうがリスクを分散できますし、同じ休みを取りやすいです。人とのつながりも2か所で出来ますのでより広く地元でコミュニティを築くことができる可能性も高まります。

まずは経営者の人柄が大事。

個人経営の場合経営者の影響が大きいです。経営者の考え方が薬局の方針となりますし、仕事上も長く一緒に働くことになるはずです。ですので経営者の考え方が自分と近いかどうか、人間的に信頼できるかが大切です。

薬剤師でない経営者の場合特に医療や経営の方針が異なる場合があるので確認したほうがいいでしょう。

就職前にどれくらい話すことができるかわからないですが、食事の席などを設けてもらい色々話したほうがいいでしょう。お酒を飲むと本音や性格が出ることが多いので呑めるとこのほうがいいかな。

余裕があればその薬局で働く事務員さんや、問屋さんに聞いてみるといいでしょう。言葉を濁すようなら注意です。

  • 経営者の医療人としての考え方
  • 経営者の性格・相性
  • 経営者の経営能力・金銭感覚
  • 経営者が薬剤師かどうか
  • 今後の薬局経営の展望

この辺りが気になるところでしょうか。仕事中は長く一緒にいる人でしょうから相性が悪くストレスが溜るような人は論外でしょう。医療の考え方も患者重視か利益重視かなども差が大きいとぶつかる原因でしょう。

この人は尊敬できるとか考え方に賛同できるという経営者がいいですね。

薬局の状況の確認も必須

勤務する以上ある程度の年数は働くつもりでいると思います。今後薬局が発展していくか衰退していくかも大きな問題です。店舗数がいくつあるかなども大事ですね。

1店舗の場合は受けている医療機関がどうなのかも大事です。複数科ある大きな病院の門前ならまず大丈夫でしょうが、個人経営の医院の場合そちらの科目や医師の年齢、後継ぎがいるのかなども重要です。

1店舗で医師が高齢の場合、引退や病気で場合後継ぎがいないと閉院になってしまう可能性もあります、その場合薬局も閉局になってしまうこともあります。門前以外で複数の医療機関の処方せんを扱っていたり、在宅や施設を持っていれば単独でもやっていけるでしょうが。

実際に自分の友人は処方医が不祥事を起こして閉院して、薬局も閉局になってしまいました。

また、処方医の科目によっては仕事が単調になったり成長する機会が少なくなったりもあるでしょう。眼科とか整形の門前だと扱う薬も少なく薬剤師として成長する機会も減ります、既にキャリアや経験があり楽したい人にはいいでしょうが。正直患者から学ぶことも多いので色んな科目や医師の処方に触れる機会が減るのは薬剤師としての成長の機会の損失です。

沖縄は薬剤師が少ないので人の確保が困難です。1店舗経営の場合他からの応援が難しいので休みが取れる状況かの確認も必須でしょう。まあ、あなたが来る前は経営者が頑張っていたはずなので1人でなんとかなるとは思うのですが、雰囲気的に気まずくなるのは避けたいですね。

複数店舗があれば閉院しても他の店舗があれば離職にはならないケースが多いでしょう。休みも応援が来てくれる可能性も高くなります。また、他の薬剤師とつながりを持つ機会も増えますのでいいでしょう。

個人的には個人経営でも近くに2~3店舗くらいあるところがいいかとは思います。

また、薬局の開局時間も確認しておきましょう。昼休みは空けるのか閉めるのか。閉局時間にちゃんと終わるところなのか?(医師が長く開けるところは患者が切れないと終われないので、ひどいところは22時くらいまで開けているとこもあるようです)

店舗によっては半休2回で1日休みなところもあります。(水土は半日とか)また日曜営業や祝日も休まないとこもありますのでどのような勤務体系になるのかも要確認です。基本週40時間勤務だと思うのですが、残業がどれくらいあるのか(多いのに手当込みとかだと厳しいです)も確認必須です。

給与体系をしっかり確認しよう

個人的には一番大事なところなのですが、ざっくりだったり詳細を詰めておかないとあとでもめる原因になります。紹介会社を通した場合年収で契約する場合が多いみたいですがその内訳や細かいところまでしっかり詰めましょう。

大手であれば詳細まで決めてちゃんと雇用契約書を交わしていくと思うのですが、小さいところはそこが雑になりがちです。特に沖縄はてーげーなとこも多いので約束と違う!ということにならないようにしましょう。

年収の場合ボーナスや残業代も入っているのか?手当系はどうなのか?そのあたりも詳細を確認しておきましょう。残業代に関してはみなし残業手当などで込みになっているところもあるでしょう。

また、個人経営のところは昇給が少ないところも多いです。沖縄だと薬剤師確保のため高めの年収を提示せざるを得ないことが多いので、昇給の余地が少ないこともあります。逆に言えば昇給させた金額で提示しているというのもあるのですがね・・・。

  • 残業手当の確認(実際にどれくらい残業があるのかも要確認)
  • 昇給の確認
  • 賞与の確認(実際にどれくらい出そうなのか)
  • 薬剤師手当などは?(基本給に含まれているかなど)
  • 管理薬剤師手当は?(管理で就職なのか?今後管理になったら発生するか?)
  • 交通費の確認
  • 就業時間の確認(週40時間など)
  • 祝日の扱いはどうなのか?(祝日含めて週2日休みなのか、別で2日なのか、公休日と重なったときは?など)
  • 夏季休暇や年末年始の休みはどうなのか?
  • 住宅手当などはあるか?

ざっと気になるのはこのあたりでしょうか?具体的な金額を提示してもらい、約束の年収になるかどうかしっかり確認していきましょう。

福利厚生の確認もしっかりと

福利厚生も大事ですよね。ちゃんと有給があるのか、また取れる環境にあるのか?発生条件と繰り越しなどはどうなのかもしっかり確認が必要です。もし残った場合どうなるのかも確認必須です。

保険関係も大事。国民保健になるのか社会保険になるのか。年金も厚生年金なのか。この辺は雇用者の義務だったきもするのですが。

交通費はほぼあるとは思うのですが、どいいった条件で発生するのかの確認も必須です。沖縄だと車通勤が多いのでガソリン代がどうでるのか?大まかにいくらとか、距離で計算するのか?または領収書を経費処理するのか?でしょうか。車通勤の場合駐車場があるかの確認も必要ですね。

女性の場合は産休や育休(今は男性もありますが)の有無の確認も必要ですね。医療費や健康診断の補助なども。忌引きや冠婚葬祭のルールも確認したほうがいいでしょう。

ちょっとずれますが休みや勤務時間の確認もしておきましょう。

  • 有給の取りやすさなど確認
  • 交通費の確認
  • 住宅手当の確認
  • 保険の確認
  • 産休育休の確認
  • 冠婚葬祭の休みや手当の確認
  • その他独自の福利厚生はあるか

こんなところでしょうか

個人経営のいいとこもあります。

大手だと給与体系や福利厚生もしっかりしていて安心感はあるのですが、大きいほど細かいルールや無駄な業務が多いです。備品の購入でも稟議通したり時間がかかったりしますし、無駄な報告とか、社内ルールに基づいた管理とか、社内監査や場合によっては覆面調査もあるようです。

経営や方針で一社員の意見が通ることはまずないですし、自分の意志に反した行動もしないといけない場合もあります。

個人だと経営者との距離も近いので、意見や考えを伝える機会もあります。経営者と意見があえば一緒に薬局を発展させたり、経営に携わっていくということも可能です。じぶんの頑張りが素直に反映されやすい環境でしょうか。

細かいルールも少ないので無駄な作業も少ないです。ただ必要な管理がおろそかになっている場合もあるのでそこはこちらから指摘してしっかりやらないといけないですが。借り上げ社宅や住宅の契約などは個人経営の方が融通がききそうです。

自由やあいまいな点が多いので自分でしっかり必要なところは確認して詰めておく必要があるといったとこですかね。

紹介会社はどうなのか?

自分は沖縄に来るときはマイナびを利用しました。大手チェーンだったので今回とは少し違うのですが。とてもよかった!という感じではないですが悪くはなかったです。希望も大手で出していたので個人のところの紹介はありませんでした。要はいい担当にあたるかでしょうかね。おそらく給与の交渉もしてくれていたのでしょう、それなりの条件で就職することができました。

今まで一つしか利用していないので紹介会社の差はわからないです。自分は大手なら差はないんじゃないかなぁと思っています。複数登録してはいけないわけではないですし登録費用もかからないのでいくつか登録して信頼できる担当のところを選ぶのもいいのではないでしょうか?

求人もタイミングがあるので早めに登録していつごろ就職したいかを伝えておけば、その時に合う求人があれば紹介してくれるはずなので移住の気持ちと時期が確定していれば早めに登録をしておいてもいいでしょう。新規開局などは少し前に募集がでているはずなので早めに登録しておいたほうがいい案件が来ると思います。

移住移住,移住,薬剤師

Posted by nimomo